紅い悪夢の夏
2004.12 講談社文庫
【小説】
「紅雨荘殺人事件」有栖川有栖
「四角い悪夢」太田忠司
「子供部屋のアリス」加納朋子
「邪宗仏」北森鴻
「エッシャー世界」柄刀一
「龍の遺跡と黄金の夏」三雲岳斗
【評論】
「新・本格ミステリマップ」小森健太朗
「作者を殺す12人の登場人物 ――ミステリのアンダーグラウンド3 「木製の王子」論」鷹城宏
解説 千街晶之
透明な貴婦人の謎
2005.1 講談社文庫
【小説】
「鳥居の赤兵衛」泡坂妻夫
「人を知らざることを患う」鯨統一郎
「正太郎と井戸端会議の冒険」柴田よしき
「黒の貴婦人」西澤保彦
「中国蝸牛の謎」法月綸太郎
「透明人間」はやみねかおる
「オリエント急行十五時四十分の謎」松尾由美
【評論】
「POSシステム上に出現した「J」」円堂都司昭
解説 笠井潔
天使と髑髏の密室
2005.12 講談社文庫
【小説】
「不在の証明」有栖川有栖
「通り雨」伊井圭
「北斗星の密室」折原一
「わらう公家」霞流一
「ひよこ色の天使」加納朋子
「人の降る確率」柄刀一
「トリッチ・トラッチ・ポルカ」麻耶雄嵩
「坂ヲ跳ネ往ク髑髏」物集高音
「交換炒飯」若竹七海
【評論】
「中国の箱の謎」鷹城宏
「論理の蜘蛛の巣の中で8」巽昌章
解説 日下三蔵
死神と雷鳴の暗号
2006.1 講談社文庫
【小説】
「フレンチ警部と雷鳴の城」芦辺拓
「やさしい死神」大倉嵩裕
「「別れても好きな人」見立て殺人」鯨統一郎
「鳥雲に」倉阪鬼一郎
「闇ニ笑フ」倉知淳
「英雄と皇帝」菅浩江
「通りすがりの改造人間」西澤保彦
「麺とスープと殺人と」山田正紀
【マンガ】
「消えた裁縫道具」河内実加
【評論】
「京極作品は暗号である」波多野健
解説 新保博久
論理学園事件帳
2006.12 講談社文庫
【小説】
「凱旋」北村薫
「彼女がペイシェンスを殺すはずがない」大山誠一郎
「曇斎先生事件帳 木乃伊とウニコール」芦辺拓
「百万のマルコ」柳広司
「目撃者は誰?」貫井徳郎
「腕貫探偵」西澤保彦
「GOTH リストカット事件」乙一
「比類のない神々しいような瞬間」有栖川有栖
「ミステリアス学園」鯨統一郎
「首切り監督」霞流一
「別れてください」青井夏海
【評論】
「論理の悪夢を視る者たち〈日本編〉」千街晶之
「本格ミステリに地殻変動は起きているか?」笠井潔
解説 村上貴史
深夜バス78回転の問題
2008.1 講談社文庫
【小説】
「眼前の密室」横山秀夫
「Y駅発深夜バス」青木知己
「廃墟と青空」鳥飼否宇
「盗まれた手紙」法月綸太郎
「78回転の密室」芦辺拓
「顔のない敵」石持浅海
「イエローロード」柄刀一
「霧ケ峰涼の屈辱」東川篤哉
「筆合戦」高橋克彦
「憑代忌」北森鴻
「走る目覚まし時計の問題」松尾由美
【評論】
「「ブラッディ・マーダー」/推理小説はクリスティに始まり、後期クイーン・ボルヘス・エーコ・オースターをどう読むかまで」波多野健
解説 巽昌章
大きな棺の小さな鍵
2009.1 講談社文庫
【小説】
「大きな森の小さな密室」小林泰三
「黄昏時に鬼たちは」山口雅也
「騒がしい密室」竹本健治
「覆面(マスク)」伯方雪日
「雲の南」柳広司
「二つの鍵」三雲岳斗
「光る棺の中の白骨」柄刀一
「敬虔過ぎた狂信者」鳥飼否宇
【マンガ】
「木乃伊の恋」高橋葉介
【評論】
「密室作法[改訂]」天城一
解説 小森健太朗
珍しい物語のつくり方
2010.1 講談社文庫
【小説】
「霧ケ峰涼の逆襲」東川篤哉
「コインロッカーから始まる物語」黒田研二
「杉玉のゆらゆら」霞流一
「太陽殿のイシス(ゴーレムの檻 現代版)」柄刀一
「この世でいちばん珍しい水死人」佳多山大地
「流れ星のつくり方」道尾秀介
「黄鶏帖の名跡」森福都
「J・サーバーを読んでいた男」浅暮三文
「砕けちる褐色」田中啓文
「陰樹の森で」石持浅海
「刀盗人」岩井三四二
「最後のメッセージ」蒼井上鷹
「シェイク・ハーフ」米澤穂信
【評論】
「「攻殻機動隊」とエラリイ・クイーン」小森健太朗
解説 杉江松恋
法廷ジャックの心理学
2011.1 講談社文庫
【小説】
「熊王ジャック」柳広司
「裁判員法廷二〇〇九」芦辺拓
「願かけて」泡坂妻夫
「未来へ踏み出す足」石持浅海
「想夫恋」北村薫
「福家警部補の災難」大倉崇裕
「忠臣蔵の密室」田中啓文
「紳士ならざる者の心理学」柄刀一
「心あたりのある者は」米澤穂信
【評論】
「本格ミステリの四つの場面」福井健太
「宿題を取りに行く」巽昌章
解説 有栖川有栖
見えない殺人カード
2012.1 講談社文庫
【小説】
「はだしの親父」黒田研二
「ギリシャ羊の秘密」法月綸太郎
「殺人現場では靴をお脱ぎください」東川篤哉
「ウォール・ウィスパー」柄刀一
「霧の巨塔」霞流一
「奇偶論」北森鴻
「身内に不幸がありまして」米澤穂信
「四枚のカード」乾くるみ
「見えないダイイングメッセージ」北山猛邦
【評論】
「自生する知と自壊する謎――森博嗣論」渡邉大輔
解説 我孫子武丸
空飛ぶモルグ街の研究
2013.1 講談社文庫
【小説】
「しらみつぶしの時計」法月綸太郎
「路上に放置されたパン屑の研究」小林泰三
「加速度円舞曲」麻耶雄嵩
「ロビンソン」柳広司
「空飛ぶ絨毯」沢村浩輔
「チェスター街の日」柄刀一
「雷雨の庭で」有栖川有栖
「迷家の如き動くもの」三津田信三
「二枚舌の掛軸」乾くるみ
【評論】
「読まず嫌い。名作入門五秒前 「モルグ街の殺人」はほんとうに元祖ミステリなのか?」千野帽子
解説 山前譲
凍れる女神の秘密
2014.1 講談社文庫
【小説】
「サソリの紅い心臓」法月綸太郎
「札幌ジンギスカンの謎」山田正紀
「佳也子の屋根に雪ふりつむ」大山誠一郎
「我が家の序列」黒田研二
「《せうえうか》の秘密」乾くるみ
「凍れるルーシー」梓崎優
「イタリア国旗の食卓」谷原秋桜子
【評論】
「泡坂ミステリ考――亜愛一郎シリーズを中心に」横井司
解説 柄刀一